猫ひろしがカンボジア国籍になったのはなぜ?五輪代表の晴れ舞台に!

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芸人でありながらオリンピックのマラソン代表選手でもある

猫ひろし(本名:瀧﨑 邦明)。

先日のリオ五輪ではカンボジア代表として見事完走!

成績は2時間45分55秒の139位(155人中)でした。

ほんと素晴らしいと思います!

念願かなってオリンピック代表選手となった猫ひろしですが、

ここまでの道のりは決して楽なものではありませんでした。

 

一芸人がなぜマラソンで、

なぜカンボジア国籍にまでなったのか。

その理由について調べてみました。

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なぜカンボジア国籍に変更したのか?

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2009年に堀江貴文のある番組で、

猫ひろし再生計画なる企画があり、

その中で、「東大入学」「国籍を変えてオリンピック出場」

というアイデアが発案された。

 

結果的には実行には至らなかったが、、

猫ひろしは、芸能人のマラソン大会などでも

何度も優勝するなどの成績を持っていた為、

この頃から「国籍を変えてマラソンでオリンピックに出よう」

という意識が芽生えていたようなんです。

ただ、

本人元卓球部で陸上の経験は無く

プロのコーチを付けるなど芸人とは思えない程。

努力を重ねて30過ぎてから始めたマラソンで

ここまでするとは見た目によらず(失礼)すごいですよね。

 

そして、、

2010年12月にアンコールワット国際ハーフマラソンで

3位に入賞したのがきっかけとなり、

なんと、カンボジア国側からオリンピック代表への打診を頂きました。

猫ひろしは結果的にカンボジア国籍に変更して、

2012年ロンドンオリンピック出場を目指すことになったんですね。

 

しかし、

簡単に事は運ばず、、

衝撃の展開となってしまいました。

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バッシングの嵐!そして国籍変更も衝撃の展開に!

カンボジア国民はマラソン選手も手薄で、

マラソン自体にあまり関心が無い国とのことでした。

日本人が国籍を変えてまで出場することに対して

特に反感はなく逆にカンボジア国のマラソンのPRにもなると

ウケは上々だったようです。

 

2012年2月5日別府大分毎日マラソンでカンボジア代表のヘム・ブンティンの

シーズン最高タイム2時間31分58秒を上回る記録を出し、

前回北京オリンピックのカンボジア代表内定の基準タイムであった

「2時間31分台」をクリアし、晴れて猫ひろしは

2012年ロンドンオリンピックの代表選手となった!

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しかし地元日本では正直猫ひろしに対しての反応は悪く、

「しょせんお笑い芸人のネタだろう!?」といった嘲笑や、

「ここまでしてオリンピック代表になるのは間違えているのでは?」

といった猫ひろしへの批判がありました。

あの有森裕子さんも

「これが本当にいいことなのかと考えると、複雑な気持ちだ」

と発言していましたね。

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そして、

そんな猫ひろしに追い打ちを掛けるように、

国際陸連は次のような理由で、

猫ひろしの代表見送りを伝えた。。。

「過去に国際競技会での代表経験がない」

「(ロンドン五輪の時点で)国籍取得から1年未満かつ連続1年以上の居住実績がない」ことから参加資格を満たしていない[

 

 

2016年念願かなってカンボジア代表としてオリンピック出場へ!

しかし、ここでへこたれる猫ひろしではありません。

2013年12月東南アジア競技大会のカンボジア代表選考会で優勝し、

カンボジア代表に選ばれ、

2014年8月アンコール・エンパイア・フル&ハーフマラソンで優勝。

着々と当地で実績を積み重ねて、、

2016年6月、リオデジャネイロオリンピックのカンボジア代表が決定しました!

 

オリンピック初参加で完走!

序盤は下位を走っていたが、

序盤より巻き返して見所を作ってくれましたね!

結果的には完走した140人中139人目とブービーでありましたが、

感動を与えてくれた猫ひろしのリオ五輪でありました。

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今後の猫ひろしの活躍について

30歳を過ぎてから未経験であったマラソンを突如始めて、

2008年の初マラソンから8年後、

オリンピックの代表選手となってしましたした!

まさにシンデレラストーリとも言えますね。

同じ芸人で南海キャンディーズのしずちゃんは

ボクシングでオリンピック出場を目指していましたね!

 

芸人さんはハングリー精神もあり、

なりふり構わず集中して成果を上げる

という事が得意なのかもしれませんね。

猫ひろしも今後競技人生自体は長いものではないと思いますが、

オリンピック代表の芸人という事で、

今後さらなる飛躍を期待しましょう♪

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