5月29日(現地)に行われた、
ヤンキースvsタンパベイ・レイズ戦ヤンキースとして102年ぶりの
1安打での勝利という珍記録がありましたが、
日本ではなんとこれを上回る0安打勝利という大記録(?)が実在していたのを
ご存知でしたか??
日本のプロ野球で起こった珍事
前述のヤンキースの珍事があり、
気になって日本ではどうなのか調べてみたところ、、
意外にも日本では1安打勝利という珍記録が実は数多く存在していました。
その数なんと36試合もありました。
一番新しい所でいうと、
2014年5月10日の日本ハムvs西武戦で
日本ハムが僅か1安打+スクイズでの得点で勝利したというのがありましたね。
7回1アウトまで西武の岸にパーフェクトに抑えられていた日本ハムが
四球からのチャンスをモノにしたというゲームです。
1安打勝利って、ホント執念ですよね。
しかし、上には上があり、
調べてみるとなんと、、、
過去に0安打での勝利という珍記録が実在していました!!
奇跡の0安打勝利
ヤンキースも驚きの0安打勝利があった試合は、
遡ること80年も前のプロ野球初年度のことでした。
1936年5月6日に行われた阪急vs南海 戦で事件は発生しました。
5回までノーヒットの阪急は、
0-1で迎えた6回にチャンス到来。
四球、エラー、犠打、四球で満塁になり、犠飛で同点。
7回には四球の後の三塁前バントを
名手山本一人(鶴岡)が一塁悪送球し、
その間に一塁走者が一気にホームインし逆転!
このまま逃げ切り阪急が勝利を収めました。
得点のあったその後も阪急は0安打であったため、
『0安打にでありながら勝利』
という珍記録がプロ野球初年度に生まれたのですね!
この珍記録はその後80年間破られることなく、
今に至っているんです。
まあ、
負けたチームにしてみたら
ノーヒットに抑えたのになんで負けるねん!
って敗戦の怒り倍増でしょうね!?
プロ野球の過去の珍記録をたどって
ググッてみると色々面白いですよ。
ホント野球って奥が深いですね!